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IVS2026の使い倒し方。準備8割・実行2割で、実利を持ち帰る完全ガイド #IVS2026

#IVSの歩き方
#完全ガイド

こんにちは。IVS2026のPR担当の砂流です。

いよいよIVS2026が、2026年7月1日(水)から3日(金)まで、京都で開催されます。10,000人以上が集まる予定のイベントです。これだけの規模になると、「行ってはみたいけれど、人見知りだから不安」「名刺交換だけで3日間が終わってしまいそう」「そもそも何をすればいいのかよく分からない」と、少し身構えてしまう方も多いと思います。

個人的な意見になりますが、IVSで成果を持ち帰れるかどうかは「準備8割、実行2割」で決まる気がしています。当日の立ち回りもめちゃくちゃ大切ですが、行く前にどれだけ準備したかで、持ち帰れるものが大きく変わるなぁというのが、毎年PRに携わっている僕の感覚です。

さらに、今年は会期も会場も、参加のしくみも去年から変わりました。ということで、今年でIVSのPRが5年目になる僕が「IVS2026の使い倒し方」をまとめてみました。

まず「今年は何が違うのか」を先にまとめてから、準備・当日・事後の順番でご案内していきます。ひとつだけ最初にお断りを。受付やパスの受け取り方、会場マップ、シャトルバスといった当日のアレコレは、公式の「GUEST GUIDEBOOK」にくわしくまとまっています。

そちらにおまかせするので、この記事はあくまで「IVSをどう使い倒すか」に絞ってお話しします。

今年のIVSは何が違うのか

  • 2026年7月1日(水)から3日(金)まで。会場はみやこめっせ、ロームシアター京都、ホテルオークラ京都の3つです。

  • 招待制エリア「IVS CORE」が新しくできました。約1,000名の招待制で、ホテルオークラ京都が舞台です。くわしくは記事の後半でご案内します。

  • 仲間を誘える「リファラルチケット」が始まりました。あわせて「IVS家系図(リファラルグラフ)」も新しいしくみです。

  • 当日のネットワーキング(交流)のしかたが再設計されました。物々交換でマッチングする「闇市」など、新しい企画が増えています。

  • 今年のテーマは「Japan is Back」です。

この「Japan is Back」について、もう少しだけ説明させてください。これまでIVSは参加者の裾野を大きく広げてきましたが、今年はそこからさらに「質の高さ」にこだわります。日本のスタートアップの真価を、あらためて世界に示していく。今年のIVSは、そんな思いを込めた3日間です。

ではここから、ひとつずつ「どう動けば得なのか」を見ていきます。

準備編:目的を決めて、つながっておく

まずは目的をひとつに絞る

準備でいちばん大事なのは、「今年のIVSで何をしたいのか」をひとつに絞ることだと思います。資金を集めたいのか、いい人を採用したいのか、事業の提携先を見つけたいのか。目的が決まると、会いたい人も、回るべき場所も、自然と決まってきます。逆にここが曖昧だと、3日間ふわっと過ごして終わってしまいがちです。

4Sで、行く前につながっておく

IVSには「4S(フォース)」という参加者のプラットフォームがあります。今年の準備は、ここを起点に進めるのがおすすめです。

まずは参加表明から。今年は専用のジェネレーター(https://ivs.4s.link/ativs )が使えます。「資金集めたい」「投資したい」「M&Aしたい」「幹部採用したい」「転職したい」「海外展開したい」「友達作りたい」「酔いしれたい」という8つのスタンスがあります。自分に近いものをひとつ選ぶと、IVS2026の縦長のビジュアルが自動でできあがります(僕みたいに好きなことを書くこともできます)。

これをSNSに投稿しておくと、会う前から「この人はこういう目的で来るんだ」と相手に伝わります。当日いきなり話しかけるより、声をかけ合うハードルが下がります。目的を決めかねていたら、この8つから選んでしまうのもひとつの手です。

参加表明をしたら、4Sで自分のプロフィールを作って、会いたい人を探しましょう。会期の前からミーティングのリクエストを送れるので、当日の偶然を期待するより、行く前にいくつかアポを入れておくほうが確実です。

実は、昨年のIVSでは3900件ほどのミーティングがありました。知っている人は活用しまくっている機能の一つです! 偶然の出会いに期待するだけではなく、機能をぜひフル活用してみてください。

そして今年から、信頼できる仲間を自分のコードで2名まで誘える「リファラルチケット」が始まりました。誰が誰を誘ったのかは、4S上の「IVS家系図」でたどれます。ひとりで来るより、気心の知れた人と一緒のほうが動きやすいという方も多いはずです。

IVS家系図を使って・・・

「あ、この人とこの人つながっているんだ!」
「ずっと話してみたかったあの人、⚪︎⚪︎さんに頼んだら紹介してもらえそう」
「この人とあの人をつなげたいからリファラルで誘ってみよう」
「おんなじ家系図にいるし、この人に連絡してみよう」

などなど、有効活用をしていただけたらと思います。

僕自身「この人があの人を誘うくらい仲いいのか。じゃあ、今後みんなでご飯行こ」みたいな感じで連絡をとったりしました。また、4Sのミーティング機能を活用する時に、誰が誰の親や子で、始祖は誰なのかなどを把握しておくとコミュニケーションがよりスムーズになると思います。

チケットの取り方(早いほど安い)

チケットは、早く動いた人ほど安く手に入ります。先着6,000枚の無料キャンペーンはすでに配布を終えていて、ここからはリファラルコードの割引価格がいちばんお得です。

価格は開催期間が近づくほど上がっていきます。リファラルコードを使う場合、6月23日から30日までが19,800円、7月1日からが29,800円です。

学生の方には「IVS PASS Student」が4,980円で用意されています。気になっている方は、早めにコードを手に入れておくのがいいと思います。

会う相手の準備をしておく

アポが取れたら、会う相手のことを調べておきましょう。ChatGPTやPerplexityのような生成AIに聞いたり、調べたりした内容をNotebookLMにまとめたりしておくと、当日の会話がスムーズになります。相手の事業や直近の発信を少し知っているだけで、相手から見れば嬉しいですし、説明をある程度はしょれることでより濃い商談ができるのでお互いいいことしかないです。

こちらに関しては、「とりあえず生成AIに調べさせておく」という労力をかけることなく、移動しながらでもできることなのに、相手としては嬉しいという話なので、ぜひこの機会に取り入れて習慣化してみてください。

あわせて、名刺交換のあとに送れる自己紹介の資料や動画も用意しておくと安心です。口頭だけだと、たくさんの人と会ううちに「あの人どんな人だっけ」となりがちです。あとから見返せるものがあれば、相手の記憶に残ります。

IVSでももちろん資料は用意してあります。今年は、メディアさんとスポンサーさん用に資料をダウンロードできるプレスキットのページも設けています。こういう資料やページの用意がしてあると、その後のやりとりもスムーズになりやすいです。

あともうひとつ、ひと目で「何をしている人か」が伝わる工夫を持っていくのもおすすめです。Tシャツに会社のロゴやサービス名が目立つように入っているかは、こういうイベントでは超重要です。オリジナルの法被を着る、キャラクターを一緒に連れて行く・背負う、など各社いろいろな手法を駆使してアピールをしています。

胸元にさり気なくロゴがある、背中にだけロゴがあるタイプのTシャツなどは、リュックを背負って動き回る、ジャケットを着て動き回るイベントなどでは、相手からは一切見えてなかったりします(意外とあるあるです)。この機会にぜひ身につけているものを含めたアピールにも気を配ってみてください。

サイドイベントの予定を組む

IVSの楽しさを大きく支えているのが、IVS本体のまわりで開かれるたくさんのサイドイベントです。人気のイベントは早く埋まるので、行きたいものは事前に申し込んでおきましょう。

そのうえで、フェスのタイムテーブルを作るような感覚で、自分だけの「スケジュール」を作っておくと当日迷いません。見たいセッション、会う約束、行きたいサイドイベントを時間軸に並べておけば、どこにいればいいかひと目で分かります。

サイドイベントに関しては昨年は500件以上開かれています。朝から晩まで様々なイベントが開催されているので、4Sのイベントページなどを活用して見つけてみてください。運営がいうのも少し変な話ではありますが、サイドイベントに参加してこそのIVSです!

サイドイベントで出会った人から仕事をもらった、親友ができた、起業仲間ができた、会いたかった著名人とがっつり話せた、などなど毎年色んなご報告を受けています。

僕自身も毎年、広報/PRパーソン向けのサイドイベントを開催しています。
Startup PR Night (広報/PRパーソン&CxOやPRに興味のある人のためのサイドイベント)

当日編:拠点を決めて、交流しまくる

準備ができていれば、当日の動き方はぐっと楽になります。ここからは、会場でどう動くかをお話しします。

まずは拠点をひとつ決める

僕のおすすめは自分的な「拠点」を決めておくこと。拠点は毎日変わってもいいと思います。朝いちばんで会場をぐるっと一周しておくと、どこに何があるか体で覚えられます。その上で

  • 1階の「IVS Startup Market」を集中的にみよう

  • 今日はセッションをがっつり聞いてセッション後のミートアップも参加してセッションに徹しよう

  • いろんな人に会いたい、⚪︎⚪︎さんと会場で会おうって話をしているからミートアップを拠点にして「僕、今日ミートアップにいること多いのでミートアップに集合で!」みたいな感じで周りにも伝えておこう

などなど。広すぎてどうしていいか分からない時は自分的な拠点を決めて、どう実利を持って帰るかを考えるのがいいんじゃないかと思っています。

(ここで言う「ミートアップ」は、後ほど紹介する「IVS Meetup」やセッション後の交流など、人が集まる場のことです。)

用意された交流の場を使い倒す

今年はネットワーキングのエリアが大きく作り替えられました。自分から動かなくても交流が生まれるよう、いくつもの仕掛けが用意されています。代表的なものを挙げておきます。

闇市

物々交換でマッチングする新企画です。「差し出せるもの」と「欲しいもの」を持ち寄って交換するので、行く前にひとつ用意しておくと、その場で会話が始まります。

例えば「広報ですが生成AIでアプリを作ったので方法を伝えます」という人に対して「今のHR業界から見た人気のあるジャンルやポジション教えます」みたいな物々交換などを想定しています。

セッション別ネットワーキングエリア

60分のセッションを聞いたあと、30分その場で交流できるしくみです。同じ話を聞いた人どうしなので、共通の話題ができた状態で話せます。聞いて終わりにせず、30分残ってみてください。

IVS Matching Wall・掲示板

「こういう人を探しています」と貼り出しておくと、向こうから声がかかることもあります。受け身で待たず、自分から貼って、探しにいきましょう。

IVS Meetup

みやこめっせ3階で開催する、1〜3時間のテーマ型交流会です。会場内で開催する公式版サイドイベントのような位置づけで、共通の関心を持つ方が集まる場として心理的ハードルを下げ、商談や採用といった次のアクションにつなげます。開催イベントは以下リンク内に随時追加されます!

必見のエリアを回る

IVSには「ここは見ておきたい」というエリアがいくつかあります。スタートアップのピッチが見られる「IVS LAUNCHPAD」、京都のディープテックが集まる「KYOTO ZONE」、有力スタートアップが日替わりで出展する「IVS Startup Market」あたりは、目的が近ければのぞいてみてください。それぞれの解説記事は、この記事の最後にまとめてあります。

会った人とつながる

これは去年も書いたのですが、会った人とはその場で一緒に写真を撮っておくのがおすすめです。名刺だけだと、3日間でたくさんの人と会ううちに顔と名前が一致しなくなります。写真があると、あとで見返したときに思い出せます。撮影を仕事にしている身としても、これはいちばん効きます。

ランチの時間も交流のチャンスですし、SNSで「#IVS2026」「#atIVS」を付けて発信しておくと、会場にいる人とつながりやすくなります。

パスを見て話しかける

IVS2026のパスは、上記の形となります。ストラップの色であったりパスの下部の色であったりで判別可能です。またパスには、「STARTUP」「INVESTOR」などのシールを貼れるようになっています。そちらのシールでもどういう属性か見分けられるようにもなっているので、活用ください。

相手がどんな立場で来ているかが分かると、最初のひと言を選びやすくなります。投資家の方なら事業の話、同じ立場の起業家なら共通の悩みから、というふうに、話しかける糸口になります。

事後編:24時間で、出会いを仕事に変える

意外と差がつくのが、終わったあとの動き方です。ここを丁寧にやるかどうかで、3日間が「楽しかった」で終わるか、「実利になった」に変わるかが決まります。

黄金の24時間ルール

いちばん大事なのが、これです。会って話した相手には、24時間以内に連絡をしましょう。時間が経つほど、お互いの記憶も熱量も冷めていきます。顔も会話も鮮明なうちに、ひと言でいいので連絡を入れておきましょう。これだけで、その後のつき合い方が大きく前に進みます。

資料を送り、フォロー先を決める

連絡するときに、準備編で用意しておいた自己紹介の資料や動画を添えると、相手に思い出してもらいやすくなります。とくに会いたかったキーパーソンには、その人に向けた資料を一枚足すと丁寧です。

今年はミーティング機能やIVS家系図などで、会う前からつながりが作りやすくなりました。4Sのつながりや交換した名刺、IVS家系図を見返して、誰にフォローを返すかを決めましょう。当日その場で出会った人だけでなく、事前につながった人も忘れずに。

ちなみに僕が参加者側だったら、Claude Codeなどを駆使してIVS用に1枚ペラの自己紹介サイトとか作っちゃうかもなぁと思います。

事後のサイドイベントを自分で開いてみる

もうひとつおすすめなのが、終わったあとに自分で小さなサイドイベントを開くことです。IVSで出会った人を集めて、後日あらためて話す場を作ると、関係がぐっと深まります。

IVS後のサイドイベントは、IVSに行った人どうしの熱量と共通言語がある状態なので、濃いイベントが開催できると思います。おすすめです。

もっと深く知りたい人へ

この記事は全体の使い倒し方なので、それぞれのくわしい話は専用の記事に譲ります。気になるものをのぞいてみてください。

  • IVSには、IVS本体と、招待制エリアの「IVS CORE」の2つがあります。IVS COREが何なのかは、こちらの記事でくわしく説明しています(リンク)。

  • 会場で何を見るか迷ったら:「KYOTO ZONE」と「IVS Startup Market」の紹介記事(リンク)。

  • 広報・PRのお仕事でいらっしゃる方へ:イベントを100%活用するための広報担当者向けガイド(リンク)。

  • 人見知りで、ネットワーキングに気後れしてしまう方へ:そういう方のためにIVSが用意しているしくみの話(リンク)。

  • 学生・若手の方へ:学生向けの「SPIKES」と、運営に関わる「NEXTスタッフ(ボランティアスタッフ)」の紹介(リンク)。

  • IVSの運営が何を考えて場を作っているのかを知りたい方へ:運営メンバーで話した登壇レポート(リンク)。

おわりに

ここまで、準備・当日・事後の3つにわけてIVS2026の使い倒し方をご紹介してきました。あらためて並べてみると、やることはシンプルです。行く前に目的をひとつ決めて、会いたい人とつながっておく。当日は用意された場を使い倒して、会った人と写真を撮る。終わったら24時間以内に連絡する。これだけで、3日間の手応えがまるで変わってきます。

今日できる最初の一歩としては、まず「自分はIVSで何をしたいのか」をひとつ決めてみてください。そこからすべてが動き出します。

みなさんの3日間が、その熱量の一部になればうれしいです。ご質問があればお気軽にご連絡ください。会場でお会いできるのを楽しみにしています。

それでは!

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