InfinityVentures Newsletter #01

2021.04.02

コロナ禍での適切な投資判断について

みなさんも体感していると思いますが、コロナ禍に私たちの生活はデジタル化が急加速しました。E-コマースでの買い物が増加し、対面であれば支払いはキャッシュレス。それに伴い、フィンテックと物流への需要が増えました。

当社の主な投資分野は、バーチャルイベント、フィンテック、SaaS、物流です。(SaaSへ投資検討・ソーシングを行う際には、企業向けにリモートかつ非接触型サービスであるかどうかを重要視しています。)

まずは、当社が利用しているテクノロジーについて説明します。

スタートアップモニタリングツール「EVA」と「IVP Lab」

EVA

当社が開発した、独自のスタートアップモニタリングツール。世界の9割のアプリやウェブサイトを追跡、重要な3つの指標である”成長率” ”収益率” “利用率” を分析し、そのデータをもとに投資検討に最適な企業を発見する。

 

EVAのダッシュボード

IVP Lab

迅速かつアクティブにコホートを分析するツール。企業を網羅的かつ包括的に分析するために必要なデータの可視化、クオンツ分析、データモデリングを行う。

IVP Labsが抽出するデータ

この2つのツールを用い、実際にスタートアップを発見し、投資検討を行った例を紹介します。

 

Zaikoのケーススタディ

2020年の第2四半期、EVAによってZaikoという会社が発見されました。

Zaikoはシンガポールを拠点とし、日本をはじめアジア各国にて、自社開発の電子チケット販売プラットフォームを運営するIT企業です。

 

報告された数字は、驚異的な成長と利用率を示しており、私たちはZaikoのリサーチを進めました。

 

その後Zaikoに連絡を取り、CEO Malek Nasser氏と直接つながることができました。Zaikoのデックとデータを確認し、IVP Labsを介してデューデリジェンスを実施。勿論、これらは全てリモートで行いました。

Zaikoのデータは、重要とする3つの指標(成長率、収益率、利用率)をすべて満たすものであったため、私たちは自信を持って投資判断を下すことができました。

EVAとIVP Labsがなければ、コロナ禍においてZaikoのような分析と投資判断を行うことはきっと不可能でした。

 

2020年はEVAを通じて、500社以上の有望なスタートアップを見つけ出し検討することができました。新型コロナウイルスの感染拡大により世の中が激変する中、急速に成長しているスタートアップも存在します。そして幸いにも私たちは、投資の機会を逃すことなく活動を続けることができました。

今回の実例のようなテクノロジーの活用は、これからの時代においてもとても価値があることだと考えています。


世界の競合他社におけるZaikoのランキングと時間軸の異なる地域のウェブサイト。