【國光宏尚】IVSから見る起業家の在り方と新時代を切り拓く構想

2020.07.22

株式会社gumi 取締役会長 國光 宏尚氏

1974年生まれ。米国Santa Monica College卒業後、2004年5月株式会社アットムービーに入社。同年に取締役に就任し、映画・テレビドラマのプロデュース及び新規事業の立ち上げを担当する。2007年6月、株式会社gumiを設立し、代表取締役社長に就任。現在は取締役会長として、XR事業やブロックチェーン事業等の新規事業領域を統括し、当該事業領域の早期収益化に向けた取組みを実施。

 

新しいことに挑戦し続けた起業家が勝ってきた

ーIVSに一番最初に参加されたのはいつ頃ですか?

10年前くらいじゃないかな?相当前な気がするね。

ー当時はどういう形で参加されていたんですか?

最初から、何だかんだで登壇が多かったかな。やっぱり、話が面白いからさ(笑)。割と偉い人にもズバズバ言うから、盛り上げ役だと思うよ。

でも、最近それも少し難しくなったね。かれこれ10年以上参加していると僕はおじさん世代になるから、一緒に登壇する人も年下が増えてくるわけ。そうすると、今まで通りズバズバ言うと年下相手に注意しているみたいになっちゃうからさ。その辺は少し考えていかないとね。年上の偉い人に、毒舌を言うと会場は盛り上がるけどね(笑)。

ー今までで印象に残っている登壇などはありますか?

個別で誰がというのはないけれど、IVSに行くと、参加している企業の業績が良いか悪いかはすぐにわかるね。業績が良い起業家は明るいけど、悪い起業家はどことなく暗いんだよね。

10年間ずっと見ていると、起業家にも企業にも波があるのがわかるんだよね。ある時期に、周りから「すごい」と言われた人が、ある時期から全く話題にならなくなって、何年後かに完全に復活するみたいなことはよくあるよね。だからIVSに長く参加していると、そういった起業家の人生を見ることができて面白いよね。

でも一つ言うとすると、ずっと同じことをやっている人は、成功をつかめないことが多い。駄目になったタイミングでも、新しいことに挑戦している起業家の方が成功していると思う。上場している、していないに関係なく、新しいことを挑戦し続けている起業家が一発跳ねるのはすごく感じるね。

 

若手起業家は積極的にアピールせよ

ーIVSをきっかけに事業提携や資金調達、投資等をしたことはありますか?

当時参加したIVSで、現インキュベイトファンド代表パートナーの本間さんを紹介してもらった。当時は、本間さんはコアピープル・パートナーズというファンドにいたんたけど、IVSをきっかけに本間さんから出資していただいた。

その後も、本間さんの繋がりで他のファンドをどんどん紹介してもらうことができたね。だから、まだ知名度や人脈とかが少ない若い起業家が、IVSで紹介してもらったりできる事とかはすごく良いことだと思うね。

ーIVSに参加する未来を担う若手起業家に一言お願いします!

特にこういったイベントは、どちらかと言うと、登壇で誰が話しているかは酒の肴みたいな感じだと思うよ(笑)。

実際大切なのはそこでなく、その場所(IVS然り他のイベントでも)を通じて誰かと出会うこと、所謂ネットワーキングが大切になると思う。本当に重要な情報は登壇時に話さないことが多いから、ネットワーキングの場所でオフレコな情報が聞けたりコネクションが生まれてくるんだと思う。

こういうイベントは、特に若い子の方が実利がある。だから、若い子はこういう場所に出て、積極的にアピールをどんどんして、いろんな人と繋がることがすごく重要なんじゃないかな。

何だかんだ、ああいう場所はおじさんになると自分からは若い子に話しかけにくくなる。同様に若い子からしても、おじさんの起業家には、話しかけづらかったり緊張したりするとかもしれないけど、おじさんは大体暇してるからガンガン話しかけに行ってガンガンピッチをすると逆に喜ばれると思う。


ーでは、この記事を見た若手起業家の方たちはIVS当日含めて、國光さんにガンガンピッチしないといけませんね!

そうだね。若い子たちは、限られた短い時間で自社を理解してもらうためにも、iPadか何かを持ち歩いて1分から3分間くらいのピッチをその場でするのは、すごい今っぽくていいような気がするね。

加えて投資家に対するピッチはもちろん重要だけど、起業家に対するピッチも重要。たとえその人自身が出資をしなかったとしても、ピッチが面白そうだったらその人が投資家を紹介してくれたりするかもしれない。投資家は直接コンタクトを取るよりも、友達や信用している人からの紹介の方がみんな話を聞いてくれるから。

 

新しい大きな波に乗れ

ー次に、國光さんが提唱しているweb3.0について教えてください。

事業を成功させるかどうか、起業して成功するかどうか、大きなビジネスを作れるかどうかで一番重要なのはタイミング。大きな波が来るタイミングでそこにいたかどうかが凄まじく重要。

今、成功している企業は、2007年に起こった大きな波に乗った企業なんだよね。すなわち、iPhone(スマホ)、ソーシャル、クラウドの三つの大きな波のこと。

成功した会社がやったことはすごくシンプルで、PCファーストから、「スマホファースト」を一から作り上げたこと。メルカリやSmartNewsは従来あったオークションや、ニュースサービスをスマホファーストにした良い例。2007年から大きく成功した人は、このスマホの波、ソーシャルの波、クラウドの波に乗った人たち。

だいたい歴史は同じで、最初にこの波が来たとき、まずはハードウェアとかミドルウェアから流通する。スマホだったらiPhoneやAndroid端末が出てきたようにね。その次はハードを活用したサービスアプリケーションレイヤーが出てくる

基本的にそのサービスアプリケーションレイヤーは、いつもゲーム、コミュニケーション、アダルト、軍事、犯罪から出てくる。だけどほとんどの人にアダルトや軍事、犯罪は関係ない。だから、新テクノロジーのサービスアプリケーションレイヤーのユースケースは、だいたいゲームかコミュニケーションから最初に出てくる。

その後、テクノロジーが成熟化して信頼性が上がると、toBサービスが出てくる。今はほとんどのスタートアップがBtoBのSaaSだと思う。このBtoBのSaaSは、2007年に始まったクラウド化の波の後半。

Web2.0の波は、やっぱり最初の方においしいとこをもっていかれて、あとはニッチな層向けのサービスしかなくなる。今からメルカリみたいなフリマアプリをつくろうとしたら、ニッチな層向けのメルカリになるでしょ。なので、今はWeb2.0の波が成熟期に入ったから、近年立ち上がったサービスのほとんどはニッチなところを攻めている。

では、次の大きな波が何かを考えたときに、これが僕の言っているweb3.0。デバイスがスマホからVRやARなどのXRに変わってくる。あとは、データの取り方がソーシャルからブロックチェーンに代わる。その次にクラウドの部分も、今まで提供していたものはサーバーだけだったけれど、これからはクラウドベースで強力なAIが誰でも使えるようになる。

この中で一番重要なのは、間違いなくXR。Web2.0のときに何が重要だったかというと、明らかにスマホでしょ。そこがユーザーとのタッチングポイントでUI/UXの中心になるから。そうすると、Web3.0は明らかにVR/ARハードに合わせてUI/UXが大幅に変わってくる。

ARの話で言うと、メガネ型のARグラスをつけて、空間全てがディスプレイになる時代がやってくる。それが、もし、目とネットが直接繋がって空間全てがディスプレイだったら超便利になる。

例えば、今(取材)もスマホのテレビ電話でやっているけど、これがARグラスだったら目の前に話し相手が出てきて、もっとリアルに近いコミュニケーションになる。ナビゲーションもスマホでは分かりにくいけど、ARだったら目の前の空間に進むべき道が表示される。こんな感じで、メガネ型のデバイスになると圧倒的にスマホよりも便利になってくる。

そうすると、スマホファーストとかARファーストが何だという話になってくる。スマホとARには大きな違いがある。スマホは基本的にタッチコントロールなのに対して、ARはタッチにできないから音声入力になるはず。あとは、スマホが1つのアプリしか開けないシングルタスクなのに対して、ARになると、ここにLINEを置いて、ここにYouTubeを置いて、ここに天気予報を置いてという感じで、マルチタスクになる。加えて、スマホがオンデマンドなのに対して、ARグラスはリアルタイムになる。

こんな感じで、AR時代になると音声入力とマルチタスク、リアルタイムの3つが今までのスマホ時代と決定的に違ってくる。この辺の体験価値にフォーカスしたスタートアップがスマホ時代で勝ったスタートアップを置き換えていくだろうね。

ARグラス自体は、Appleが2021年の後半から2022年くらいに出すと言われていて、Facebookもまさにつくっている途中。なので、来年後半から再来年になると、出揃ってくるかなって感じかな。

 

ースタートアップがXR市場に飛び込んでいくタイミングは今がベストですか?

新しい産業が立ち上がるのは、イケてるプラットフォームやキラーデバイス、キラーユースケース、キラーコンテンツが出てきたとき。

VRはOculus Questという399ドルのオールインワンのスタンドアローンヘッドセットがすでに発売されている。これは間違いなく昔のiPhoneが出た時と同じで、いよいよVRのキラーデバイスが出たところ。

あとはキラーコンテンツ、キラーユースケースをつくれば、市場は一気に跳ね上がる。ここから本格的に市場が立ち上がるから、VRはまさに今やるべき。

一方で、ARの方はまだデバイスができてないんだよ。HoloLensやMagicLeapOneはtoBのデバイスで、今のところtoCのキラーデバイスはまだ出ていない。

これを出してくるのが、本命がAppleで次点がFacebook、ひょっとすると大穴でSnapchatかポケモンGOのNianticの戦いになると思う。2021年の後半から2022年くらいに発売されると予想している。

若い子がやるとなると、バーンレートが低いだろうから、ここから2年間は売上ゼロを覚悟して、2年後に向けて今からやっていくのも一つの作戦的にはいいかなと思う。でも実際に、2年間売上がゼロは精神的にも肉体的にもかなりきついからね。だから、そのくらいの覚悟がないと厳しいかも。

 

2007年以来の絶好のチャンス

ー若い起業家が大きな波に乗ってマーケットインするために参入すると良い事業などはありますか?

もし本当にARグラスが来る時代に賭けるなら、ARの時代のインターフェースを今からつくっていくのは結構あるような気がする。例えば、最近6軸センサーが追加されたAirPodsとARKitとかを組み合わせてみたり。

でも、この辺は技術的に難しいから、そこで起業するなら技術的に詳しくなる必要があるよね。世界の最先端で何が起こっているかが重要で、その技術で何ができるか、できないかを理解することがすごく重要なのね。

例えばみんなAIって言うけど、AIはすでにコモディティ化している。ではAIを使って何をするかというときに、AIで何ができて何ができないかということを把握しておくと、新しいビジネスのアイディアはすぐ生まれる。

わかりやすい例で言うと、このインタビューを録画を見て書き起こすのって凄まじく面倒じゃない?だったら、ここで話している内容をAIを使ってテキストに起こしていけばいいんだよ。それをさらにサマリーして、自動的に多言語に変える。便利でしょ。

結局、起業家にとって重要なのは、今言ったようなことを発想することなのね。そしたら、開発できるエンジニアにこれをつくってと言えばつくってくれるから。重要なのは技術を知って、何ができて、何ができないかを把握しておくこと。そうすると、いろんなアイディアの幅も広がるんじゃないかなと。

特に若い世代は、大きな波の入り口に立つことのが凄まじく重要。テクノロジーでいくと、XR、ブロックチェーン、AI。

あともう一つは、人の行動習慣。ひょっとするとこっち側の方が色々なアイディアが考えやすいかもしれない。今後、バーチャルで完結するものはバーチャルで完結しようというバーチャルファーストの時代が来る。

例えば、今、いろんな会社がリモートワークになって、Zoomなどのオンラインミーティングツールを使っているけど、不便なことがまだまだあるはずだから、そこを解決するようなアイディアは生まれるだろうね。

それに伴いここから働き方は、絶対にリモートになる。一部の会社はオフィスに戻すと言っているけど、以前のような働き方は通用しなくなる。

でも、短期的にはリモートワークはリアルに比べると間違いなく生産性は落ちる。そこを解決するようなアイディアもすごくビジネスチャンスになる。

XR、ブロックチェーン、AIもそうだし、行動変容という意味のバーチャルファーストがまさに来ている今は、2007年以来のすさまじく起業しやすい、チャンスだらけのタイミングになっている。

けれども、最近の若い子は、グローバル派が減っている。日本はドメスティック派とグローバル派に明確に別れるからね。でも覚悟を決めてスタートアップをやるからには、国内でちまちま儲けてどうするんだと思う(笑)。やるからには世界を変えなきゃ意味がないでしょ。

とりあえず会社を作ってサクっと売却して金持ちになるとか、そういう考えよりは、せっかくやるんだったら、日本だけじゃなくて世界でも勝って、本気で世の中を変えていく若い起業家がどんどん生まれてきたら良いと思う。

 

より自由に生きれるサードプレイスをつくる

ー現在、取り組んでいらっしゃるサードバース構想についても教えてください。

僕がファウンダー兼投資家として入っている、株式会社Thirdverse(サードバース)は、Third Place(第三の場所)をメタバース上につくるという意味で名付けた。

Third Placeは、よくスターバックスを表現するときに、スターバックスはコーヒーを売っているのではなくて、Third Placeを提供しているという風に使われている。

やはり人は、家や職場・学校などのFirst Place、Second Placeだけでない自分だけの空間やコミュニティや、気の合うお友達との場所だったり、そういう場所が必要。みんなが集まれるような場所をメタバース上、バーチャル空間上につくっていくことが、サードバースの一つの大きな構想だね。

株式会社Thirdverseが開発・運営しているVRゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」

 

今のこのリアルな世の中にみんなが満足しているかと言うと、そうでもないと思うのね。リアルでは、持って生まれた一つの外見、一つの性格、一つのコミュニティに縛られて生きている。

だからもし、人が複数の外見と複数の性格、複数のコミュニティを自由に自分で選んで生きるような時代がくると、みんながより自由で、より幸せな社会をつくっていけると思う。それをVRのメタバース上につくっていく。

ざっくり言うと第1フェーズは2022年までにソードアート・オンラインのような、バーチャルで没入できて、かつコミュニティも生まれるようなVRゲームをつくる。加えて、2025年までにスピルバーグの映画のレディ・プレイヤー1に出てくるオアシスのような単なるコミュニティを超えたバーチャル上の経済圏をつくっていく。

 

VR is now!!

ーこういったことを考えている人、知っている人はまだまだ少ないと思うのですが良質なコンテンツをつくっていればユーザーはついてくるとお考えですか?

VRゲームで一番売れているBeat Saberは250万本も売れている。そして全世界ですでに100万本以上売れているVRゲームが4本ある。家庭用ゲームで1ミリオン突破すると、大ヒット。家庭用ゲームと比べても変わらないぐらいの大ヒットがもう生まれているから、VRは来る来ないというより、もうすでに来ている。

今回のコロナは、XRの普及において凄まじく影響力があると思う。最近よくウィズコロナ、アフターコロナなんて言われているけど、そこで一番大きいテーマが、バーチャルファーストだと思う。

今も、Zoomで取材しているけれど、これがコロナ前だったら、絶対に会いに来ているでしょ?VCとの話とか営業とかでも、基本的には対面だった。でも今は、基本的にはバーチャルで完結するものは全てバーチャルで完結させようという流れになってきている。

この数年間何が起きたかというと、ネットだけで完結するものは出尽くした。だから、リアルをテクノロジーやインターネットを使って生産性上げる、デジタルトランスフォーメーションとか、インダストリアル方向に移動していったのね。ここは、人が行動習慣を変えないという前提だった。

でも今は、バーチャルファーストで行動習慣が変わった。ここから、バーチャルで完結できるものはバーチャルで完結させるといった大きな波が来ると思う。VRがあれば火星も月も行くことができる。危険も公害もないし、環境にも良いし。バーチャルファーストの方が、圧倒的生産性は上がるし、環境にも優しい。

 

ブロックチェーン×XRで新しい経済圏を

VR/ARとブロックチェーンは本当に見ておいた方がいい。

ブロックチェーンの技術で面白いのは、データがコピーできなくなり資産性を持ったところ。ブロックチェーンのテクノロジーをわかりやすく言うと、デジタルデータの供給量を制限できる技術。

これは重要で、モノの価値がどうやって決まるかと言うと、需要と供給で決まるでしょ。例えば、前澤さんが持っているバスキアの絵。あれに価値があるのも、オリジナルは1個しかないから。あれと同じデジタルコピーはいっぱい作れるけど、そのコピーには何の価値もないでしょう。リアルなオリジナルにしか価値はない。

今までだと、バーチャル上のデータは全く同じものが複製できて、供給量が無限になるから、価値はほぼなかった。インターネットができてから約30年間経ったけど、価値あるものに変えるのはリアルでしか出来ないことだった。だから、本当に大きなビジネスモデルは今まで広告とコマースしかなかった。

でもそれがブロックチェーンが出てきたことにより、バーチャル空間上の全てのアセットが現実と同じく供給量を制限できるようになるので、バーチャル空間の中の不動産屋、バーチャル空間の中の家具屋、バーチャル空間の中のアパレル、バーチャル空間の中の武器屋とかがいろいろと出てくる。

これをVRとかARと組み合わせると、リアルとは別の新しいバーチャルの経済圏が出来てくる。

今までのインターネットは情報のインターネットだった。一方でブロックチェーン以降は、価値のインターネットに大きく変わっていく。なので、ブロックチェーンは間違いなくインターネットが出てきたのと同じぐらいの価値があると思う。

ー最後に、XRの限界やその次のキーデバイスについてどう考えているか教えてください。

ここからは、間違いなくXRとブロックチェーンとAIが来るから、今後10年間とか15年間はこれにフォーカスしたらいいと思う。

すでにVRとかARの次はもうはっきりしていて、それはニューロンだよね。結局、VRとARが再現できることは視覚と聴覚と一部の触覚でしかなくて、嗅覚や味覚はVRとかARでは再現できない。

嗅覚と味覚を完璧に再現しようとすると、脳の神経に直接つなぐしかない。ここも、ザッカーバーグとか、イーロンマスクとかがもう始めているよね。でもこれは10年以内にいきなりどうこうって話じゃない。

でもその次の全く新しいインターフェースが何かというと、ほぼ間違いなくニューロンに直接繋ぐことになると思う。いちいち喋らなくても、思ったことが形になったりしてくる。でもこれはさっき言ったプラットフォームが出てくるまでに10年じゃ出てこないだろうね。

最後に、サードバース構想の全文も僕のnoteから読んでみてね!

 

ーありがとうございました!

 

取材・編集 : 西島伊佐武 / 川島康平